そのべじょう

園部城

全国の城近畿・京都府
園部城
写真: Suikotei /CC BY-SA 4.0 /Wikimedia Commons

京都府南丹市にあった城。園部藩小出氏の藩庁で、日本で最後に築かれた城の一つ。

歴史

園部城は、京都府南丹市にあった城で、園部藩の藩庁である。かつて、近世園部城以前に、中世園部城があったとされ、波多野氏の家臣、荒木山城守氏綱の居城だったという。しかし、実際には、荒木氏の城が、園部城の場所にあったかどうかは、はっきりしない。

1619年に、外様大名の小出吉親が、但馬の出石城から移封され、船井郡・桑田郡・何鹿郡と、上野国甘楽郡の約3万石を領する園部藩が成立した。吉親は、小麦山に、新たに園部城を築いた。小麦山には、生身天満宮があったが、城から見下ろすのは畏れ多いとして、築城から三十数年後の1653年9月4日に、東南約500メートルの山麓に遷された。

幕末の1868年には、園部藩は、明治新政府から、築城を許され、櫓や城門を築いた。これが、日本で最後に築かれた城の一つといわれる。現在は、園部公園として整備され、櫓門や巽櫓が、残る。

年表

  • 1619年小出吉親が、出石から移封され、園部藩が成立する
  • 1653年生身天満宮が、麓に遷される
  • 1868年新政府の許可を得て、櫓や城門が築かれる

歴代城主

  1. 〜1579
    荒木氏綱

    中世園部城の城主とされる

  2. 1619〜1666
    小出吉親

    園部藩の初代藩主。園部城を築いた

  3. 1666〜1871
    小出氏(歴代)

    明治まで、園部藩主を務めた

見どころ

  • 幕末に築かれた櫓門
  • 園部公園

出典