滋賀県大津市にあった城。関ヶ原の前哨戦の一つ「大津城の戦い」の舞台。
歴史
大津城は、滋賀県大津市にあった城で、琵琶湖畔に築かれた水城である。1586〜1587年頃に、豊臣秀吉が、坂本城を廃して、浅野長政に命じ、新たに築かせた。その後、城主は、増田長盛、新庄直頼と替わり、1595年に、京極高次が入った。大津城は、琵琶湖の水運を利用して、美濃・越前方面から運ばれてくる物資を、安全に保管するための城であったといわれる。
1600年の関ヶ原の戦いでは、京極高次は、当初、西軍に属していたが、東軍に寝返り、大津城に籠城した。毛利元康らの西軍の大軍に包囲され、高野山の木食応其が、降伏を勧めたが、高次は、従わず、徹底抗戦の構えを見せた。しかし、9月15日に開城した。この日は、関ヶ原の本戦の当日にあたり、大津城を攻めていた西軍の主力が、関ヶ原に間に合わなかったとされる。
高次が若狭に移るとまもなく、家康は、大津城に、配下の戸田一西を配置した。関ヶ原の戦いの翌年に、大津城は廃され、新たに、膳所崎に、膳所城が築かれた。
年表
- 1586年豊臣秀吉の命で、浅野長政が大津城を築く
- 1600年大津城の戦い。西軍に包囲され、9月15日に開城する
- 1601年大津城が廃され、膳所城が築かれる
歴代城主
- 1586〜1591浅野長政
豊臣秀吉の命で、大津城を築いた
- 1595〜1600京極高次
関ヶ原の戦いで、東軍に寝返り、籠城した
- 1600〜1601戸田一西
家康に配された。のち膳所城主となった
見どころ
- 大津城の戦い
- 琵琶湖の水城
地図
出典
- Wikidata(座標)(CC0) / 取得日 2026-10-01
- Wikipedia「大津城」(参照)(CC BY-SA 4.0) / 取得日 2026-10-01
- 写真: Ōtsu Castle Site.jpg(立花左近 / CC BY-SA 3.0)




