いとかずじょう

糸数城

全国の城国の史跡九州・沖縄・沖縄県
糸数城
写真: 岩浪陸 /CC BY 3.0 /Wikimedia Commons

沖縄県南城市にあったグスク。玉城按司の三男が築いたとされ、山南の城の一つ。

歴史

糸数城(いとかずぐすく)は、沖縄県南城市糸数にあったグスク(城)で、1972年5月15日に、国の史跡に指定された。玉城城の玉城按司が、その守りとして、次男を大城城に、三男を糸数城に派遣し、それぞれ築城させたといわれている。

糸数城は、東側を除く三方が、断崖、または急斜面で、特に南側は、高い断崖となっている。東側は、玉城城まで、丘陵上の平坦面が続き、視界がよいが、防御は薄い。この場所は、糸数城が築かれる前は、根石グスクがあった場所で、麓には、祖霊を祀る、「根石城之嶽」があり、糸数の集落が、村落の祭祀で最初に拝む場所であった。

『中山世鑑』や『中山世譜』では、玉城王の治世に、国が分裂し、大里按司が、玉城城などを討って、山南王を名乗ったとある。糸数城も、その侵攻で落ちたと考えられる。落城後も、城下の集落は、そのまま存続したが、1886年の天然痘の流行により、城跡の西側に、集落が移転した。

年表

  • 14世紀玉城按司の三男が、糸数城を築いたといわれる
  • 1972年国の史跡に指定される

歴代城主

  1. 玉城按司の三男

    糸数城を築いたといわれる

  2. 大里按司(山南王)

    玉城城などを討ち、山南王を名乗った

見どころ

  • 断崖の眺望
  • 根石城之嶽

地図

出典

NEARBY

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