高知県高知市にあった城。長宗我部元親・盛親の居城で、土佐藩成立時に浦戸一揆の舞台となった。
歴史
浦戸城は、高知県高知市にあった城で、太平洋に面した浦戸山にあった。鎌倉時代から室町時代の初めに、城砦があったとされ、天文年間(1532〜1554年)には、土佐七雄の一つ、本山氏が、この地まで勢力を伸ばした。
1560年に、長宗我部国親が、長浜の戦いで本山氏を破り、長浜城とともに、浦戸城を支配下に収めた。戦国時代の末期、岡豊城を主城としていた長宗我部氏は、1591年に、元親が、居城を、大高坂山を経て、浦戸城に移した。以後、浦戸城は、元親と、子の盛親の居城となった。
1600年の関ヶ原の戦いで、盛親が西軍について、改易されると、山内一豊が、土佐藩主となった。しかし、一領具足と呼ばれる長宗我部旧臣の抵抗に遭い、入国できない状態が続いた。10月19日に、幕府の命を受けた井伊直政の家臣らが、浦戸城に入って、収めた(浦戸一揆)。一豊は、のち、大高坂山に、高知城を築いて、居城とし、浦戸城は、廃された。
年表
- 1560年長宗我部国親が、長浜の戦いで本山氏を破り、浦戸城を支配下に収める
- 1591年長宗我部元親が、浦戸城に居城を移す
- 1601年浦戸一揆。長宗我部旧臣が抵抗する
- 1603年山内一豊が、高知城を築き、浦戸城は廃される
歴代城主
- 1532〜1560本山氏
土佐七雄の一つ。この地まで勢力を伸ばした
- 1591〜1599長宗我部元親
居城を、浦戸に移した
- 1599〜1600長宗我部盛親
元親の子。関ヶ原の戦いのあと、改易された
- 1600〜1603山内一豊
土佐藩主。入国は、一領具足の抵抗で難航した
見どころ
- 桂浜の近く
- 長宗我部氏最後の居城
地図
出典
- Wikidata(座標)(CC0) / 取得日 2026-10-01
- Wikipedia「浦戸城」(参照)(CC BY-SA 4.0) / 取得日 2026-10-01
- 写真: Urado castle 02.jpg(Reggaeman / CC BY-SA 3.0)





