岡山県和気町にあった山城。浦上宗景の居城で、備前の中心となった。
歴史
天神山城は、岡山県和気町にあった山城で、戦国大名、浦上宗景の居城である。浦上氏は、室町時代に、播磨・備前・美作を治めた守護大名、赤松氏の守護代であった。宗景の父、村宗は、主君の赤松義村を凌駕して、守護代から一躍戦国大名となった。
1551年に、村宗の嫡男の浦上政宗と、弟の宗景は、備前に侵攻してきた尼子晴久への対応をめぐって、恭順しようとする政宗と、撃退しようとする宗景に分かれた。宗景は、天神山城を拠点として、毛利氏の助力を得て、各地で勝利し、政宗の勢力を駆逐して、備前の支配権を握った。また、かつて、浦上氏の被官であった、宇喜多直家も、重用した。
1573年に、宗景は、西国に勢力を伸ばしてきた織田信長と結び、備前・播磨・美作の支配権を認められた。しかし、宇喜多直家が、家中で勢力を拡大し、1574年に、直家は、主君の宗景に反旗を翻した。宗景は、のち、敗れて、追放された。天神山城は、直家の岡山城に、中心が移り、廃された。
年表
- 1551年浦上政宗・宗景の兄弟が、尼子晴久への対応をめぐり、分かれる
- 1573年浦上宗景が、織田信長と結び、備前などの支配権を認められる
- 1574年宇喜多直家が、宗景に反旗を翻す
歴代城主
- 1551〜1574浦上宗景
天神山城を拠点に、備前を治めた
- 1574〜1581宇喜多直家
宗景に反旗を翻し、備前の実権を握った
見どころ
- 戦国大名・浦上氏の城
- 宇喜多直家の下剋上
地図
出典
- Wikidata(座標)(CC0) / 取得日 2026-10-01
- Wikipedia「天神山城 (備前国)」(参照)(CC BY-SA 4.0) / 取得日 2026-10-01
- 写真: Tenjinyama Castle 02.JPG(by Reggaeman / CC BY-SA 3.0)





