てんじんやまじょう

天神山城

全国の城県指定史跡中国・岡山県
天神山城
写真: by Reggaeman /CC BY-SA 3.0 /Wikimedia Commons

岡山県和気町にあった山城。浦上宗景の居城で、備前の中心となった。

歴史

天神山城は、岡山県和気町にあった山城で、戦国大名、浦上宗景の居城である。浦上氏は、室町時代に、播磨・備前・美作を治めた守護大名、赤松氏の守護代であった。宗景の父、村宗は、主君の赤松義村を凌駕して、守護代から一躍戦国大名となった。

1551年に、村宗の嫡男の浦上政宗と、弟の宗景は、備前に侵攻してきた尼子晴久への対応をめぐって、恭順しようとする政宗と、撃退しようとする宗景に分かれた。宗景は、天神山城を拠点として、毛利氏の助力を得て、各地で勝利し、政宗の勢力を駆逐して、備前の支配権を握った。また、かつて、浦上氏の被官であった、宇喜多直家も、重用した。

1573年に、宗景は、西国に勢力を伸ばしてきた織田信長と結び、備前・播磨・美作の支配権を認められた。しかし、宇喜多直家が、家中で勢力を拡大し、1574年に、直家は、主君の宗景に反旗を翻した。宗景は、のち、敗れて、追放された。天神山城は、直家の岡山城に、中心が移り、廃された。

年表

  • 1551年浦上政宗・宗景の兄弟が、尼子晴久への対応をめぐり、分かれる
  • 1573年浦上宗景が、織田信長と結び、備前などの支配権を認められる
  • 1574年宇喜多直家が、宗景に反旗を翻す

歴代城主

  1. 1551〜1574
    浦上宗景

    天神山城を拠点に、備前を治めた

  2. 1574〜1581
    宇喜多直家

    宗景に反旗を翻し、備前の実権を握った

見どころ

  • 戦国大名・浦上氏の城
  • 宇喜多直家の下剋上

地図

出典

NEARBY

近くの城