せきやどじょう

関宿城

全国の城関東・千葉県
関宿城
写真: Abasaa /Public domain /Wikimedia Commons

千葉県野田市にあった城。関東の水運を押さえ、関宿合戦の舞台となった。

歴史

関宿城は、千葉県野田市にあった城で、江戸川を遮るような縄張りを持ち、利根川水系の要地で、関東の水運を押さえる拠点であった。戦国時代には、関東の中心部における最重要拠点であった。関東の制圧を目論む北条氏康は、「この地を抑えるということは、一国を獲得するのと同じである」とまで評したという。

戦国時代末期には、北条方と上杉方の間で、激しい争奪戦(関宿合戦)が繰り広げられた。北条氏康・氏政・氏照の父子が、上杉謙信や佐竹義重の援助を受けた簗田晴助の守る関宿城を、幾度も攻めた。

江戸時代には、譜代大名の城となり、「御三階櫓」と呼ばれる天守状の櫓が代用として建てられた。『正保城絵図』には、土塁の上に、茅葺きの三重櫓が描かれている。河川改修や圃場整備のため、遺構の保存状態はよくなく、現在は、本丸跡の一部と、空堀の跡が、わずかに残るのみである。

年表

  • 戦国時代末期北条方と上杉方が、関宿合戦で争う
  • 江戸時代譜代大名の城となり、御三階櫓が建てられる

歴代城主

  1. 簗田晴助

    古河公方の重臣。関宿城を守った

  2. 〜1871
    久世氏

    江戸時代の、譜代大名

見どころ

  • 埋門と大手門と伝わる門
  • 権現堂川

地図

出典

NEARBY

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