なごやじょう

那古野城

全国の城中部・愛知県
那古野城
写真: 立花左近 /CC BY-SA 3.0 /Wikimedia Commons

愛知県名古屋市にあった城。今川氏・織田氏の拠点で、のち名古屋城の敷地となった。

歴史

那古野城は、愛知県名古屋市にあった城で、現在の名古屋城の二の丸付近にあたる。那古野は、もともと、駿河の今川氏親が、尾張東部まで支配を広げていた頃に、庶流の那古野氏が領有し、斯波氏が尾張を領有したのちも、この地に留まっていた。

1538年に、勝幡城の織田信秀が、計略によって、今川氏豊を追放し、城を奪って、那古野城に拠点を置いたとされる。信秀は、のち、古渡城に移り、那古野城は、信長が引き継いだ。1555年に、信秀の後を継いでいた織田信長は、一族の織田信友を滅ぼして、清須城に移った。信長が離れたのちの那古野城は、信長の叔父、信光や、信長の重臣に、預けられたのち、廃された。

約50年後の1609年に、徳川家康が、この城の跡地に目をつけ、名古屋城の築城に着手した。その直前には、鷹狩に使われるような荒れ野になっていたと伝わる。

年表

  • 1538年織田信秀が、今川氏豊を追放し、那古野城に拠点を置く
  • 1555年織田信長が、清須城に移る
  • 1609年徳川家康が、名古屋城の築城に着手する

歴代城主

  1. 〜1538
    那古野氏

    今川氏の庶流。もと城主

  2. 1538〜
    織田信秀

    計略で、城を奪った

    織田氏の家系図 →
  3. 〜1555
    織田信長

    信秀の後を継ぎ、のち清須に移った

    織田氏の家系図 →

見どころ

  • 名古屋城二の丸の跡地
  • 織田信秀・信長ゆかりの地

出典