三重県松阪市にあった城。織田信雄が築いたのち、蒲生氏郷が松坂城に移るまでの城。
歴史
松ヶ島城は、三重県松阪市にあった平城で、伊勢神宮への参宮の古道沿いにあり、伊勢湾に面した、海陸の要衝であった。1567年頃に、北畠具教が、細首(松ヶ島の旧名)に築いた城があったが、1569年に、織田信長の来攻で、焼かれて廃された。1580年に、付近の田丸城が焼失したため、具教の養子となっていた信長の次男、織田信雄が、同地に新たに城を築いて、松ヶ島城と改称した。
その後、信雄の家臣の、津川義冬、滝川雄利が城主となった。最終的には、豊臣秀吉の部下、蒲生氏郷が入部した。氏郷は、松ヶ島が、伊勢湾に面して、城下町の発展に不向きだと考え、1588年に、新たに松坂城を築いて、移った。松ヶ島城は、廃城となった。
現在は、幅約20メートル、高さ約2メートルの台地だけが残り、地中からは、瓦片や茶碗片が出土している。後世の松ヶ島村の検地帳には、城之内、城之外、南の丸など、城郭に関する地名が残されていた。
年表
- 1567年北畠具教が、細首(松ヶ島)に城を築く(1569年に信長に焼かれ廃城)
- 1580年田丸城の焼失後、織田信雄が、松ヶ島城を築く
- 1584年蒲生氏郷が、松ヶ島城に入る
- 1588年氏郷が松坂城に移り、松ヶ島城は廃城となる
歴代城主
- 1580〜織田信雄
新たに築き、松ヶ島城と命名した
織田氏の家系図 → - 〜1588蒲生氏郷
入城したが、松坂城を築いて移った
見どころ
- 松阪市の前史
- 氏郷の出発点
出典
- Wikipedia「松ヶ島城」(参照)(CC BY-SA 4.0) / 取得日 2026-10-01
- 松阪市「松ヶ島城跡」 / 取得日 2026-10-01
- 写真: Matsugashima-castle01.jpg(Ajax / CC BY-SA 4.0)
