くるりじょう

久留里城

全国の城県指定史跡関東・千葉県
久留里城
写真: Abasaa /Public domain /Wikimedia Commons

千葉県君津市にあった城。里見氏の本拠の一つで、江戸時代は久留里藩の藩庁。

歴史

久留里城は、千葉県君津市にあった山城で、平将門の三男、頼胤が築いたという伝説もあるが、確かではない。史実に基づく最初の築城は、上総武田氏の祖、武田信長が、1455年に上総国守護代に任じられ、翌1456年に築いたといわれる古久留里城(上の城)である。

戦国時代には、武田氏が、戦乱や内紛で弱体化したところに、里見氏が入り込んだ。1535年に、里見義堯は、この地を本拠として、古久留里城の下に、新たに現在の城地に、久留里城を築いた(年代には、異説もある)。1564年には、里見義堯・義弘の父子が、国府台合戦で敗れた。

1590年の小田原征伐で、里見義康は、惣無事令違反を問われ、安房一国の領有は許されたが、上総の所領を没収された。江戸時代には、久留里藩の藩庁となった。1601年に、松平(大須賀)忠政が、関ヶ原の戦いの功で加増され、遠江の横須賀城に移ると、代わって、土屋氏らが入った。

昭和に入り、1955年に、城山公園として整備され、1979年には、天守台の脇に、鉄筋コンクリート造の模擬天守が建てられた。

年表

  • 1456年武田信長が、古久留里城を築いたといわれる
  • 1535年里見義堯が、現在の城地に久留里城を築く(異説あり)
  • 1590年里見氏が上総の所領を没収される
  • 1979年模擬天守が建てられる

歴代城主

  1. 1456〜
    武田信長

    上総武田氏の祖。古久留里城を築いたといわれる

  2. 1535〜1564
    里見義堯

    現在の久留里城を築いた

  3. 1678〜1871
    土屋氏

    江戸時代の後半に、久留里藩主を務めた

見どころ

  • 模擬天守
  • 雨城の名
  • 名水の城下

地図

出典

NEARBY

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