かねいしじょう

金石城

全国の城国の史跡日本遺産の構成文化財九州・沖縄・長崎県
金石城
写真: Saigen Jiro /CC0 /Wikimedia Commons

長崎県対馬市にあった城。対馬藩主・宗氏の居城で、朝鮮通信使を迎えた城。

歴史

金石城は、長崎県対馬市厳原町にあった城で、対馬藩主、宗氏の居城である。1528年に、宗将盛が、この地に築いた金石屋形が、始まりとされる。文禄・慶長の役の際に築かれた、清水山城の麓に位置する平城で、金石屋形を、朝鮮通信使を迎えるために、近世城郭に改築したといわれ、石垣や堀などを備えていた。

1659年の大火で、市街とともに焼失し、1660年に、宗義真によって、城下の再建が行われた。1665年に、整備・拡張されて以降は、金石城と呼ばれた。1813年に、火災で、大手門櫓は焼失し、1817年に、二重櫓門を再建したが、老朽化により、1919年に解体された。

城内の一角には、1988年に台風で倒壊した、桟原城の大手門(通称・高麗門)が、移築復元されている。敷地の北西隅には、「心字池」を作ったという記録があり、戦後は、中学校の校庭に池があったが、1997年から2004年にかけて、史跡の整備で、復元された。城跡は国の史跡に、城内で見つかった庭園は国の名勝に指定されている。2015年4月24日には、日本遺産の構成文化財に認定された。

年表

  • 1528年宗将盛が、金石屋形を築く
  • 1659年大火で焼失し、翌年、宗義真が再建する
  • 1665年整備・拡張され、以後「金石城」と呼ばれる
  • 2015年日本遺産の構成文化財に認定される

歴代城主

  1. 1528〜
    宗将盛

    金石屋形を築いた

  2. 1660〜
    宗義真

    大火のあと、城下を再建した

  3. 1528〜1871
    宗氏

    対馬を治め、明治まで、対馬藩主を務めた

見どころ

  • 朝鮮通信使ゆかりの城
  • 復元された櫓門

地図

出典

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