福島県相馬市にあった城。相馬氏の居城で、相馬野馬追のゆかりの地。
歴史
相馬中村城は、福島県相馬市にあった城で、江戸時代に、相馬氏の中村藩6万石の藩庁となった。歴史は古く、平安時代初期の延暦年間(800年頃)に、奥州鎮撫のため、坂上田村麻呂が、最初に築いたとされる。南北朝時代の1337年には、周辺を配下とした中村朝高が、この地に「中村館」を構えた。以後、戦国時代の初期まで、中村氏の支配が続いた。
中村氏に代わって、相馬盛胤が、浜通りの夜ノ森以北に勢力を振るい、1563年に、次男の相馬隆胤が入城した。この時期は、相馬氏と伊達氏の抗争が激化した戦国時代で、中村城は、伊達氏に対する、最前線の拠点となった。
1611年に、盛胤の孫、相馬利胤は、本城を小高城から中村城に、完全に移転し、中村城は、中村藩6万石の政庁となった。以後、相馬氏が、明治まで、中村藩主を務めた。1868年の戊辰戦争では、中村城は、新政府軍の攻撃を受けて陥落し、のち新政府軍の拠点となった。1871年に廃城となった。相馬氏の領内では、毎年、相馬野馬追という、武者行列が行われている。
年表
- 1337年中村朝高が、中村館を構える
- 1563年相馬隆胤が、中村城に入城する
- 1611年相馬利胤が、本城を中村城に移す
- 1868年戊辰戦争で、新政府軍に攻められ陥落する
- 1871年廃城となる
歴代城主
- 1337〜中村朝高
中村館を構え、周辺を治めた
- 1563〜相馬隆胤
相馬盛胤の次男。入城した
- 1611〜相馬利胤
本城を、中村城に移した。中村藩の初代藩主
- 1611〜1871相馬氏
明治まで、中村藩主を務めた
見どころ
- 相馬野馬追
- 馬場野の城跡
地図
出典
- Wikidata(座標)(CC0) / 取得日 2026-10-01
- Wikipedia「中村城 (陸奥国)」(参照)(CC BY-SA 4.0) / 取得日 2026-10-01
- 写真: Somanakamura Castle.jpg(Kuha455405 / CC BY-SA 3.0)




