そうまなかむらじょう

相馬中村城

全国の城東北・福島県
相馬中村城
写真: Kuha455405 /CC BY-SA 3.0 /Wikimedia Commons

福島県相馬市にあった城。相馬氏の居城で、相馬野馬追のゆかりの地。

歴史

相馬中村城は、福島県相馬市にあった城で、江戸時代に、相馬氏の中村藩6万石の藩庁となった。歴史は古く、平安時代初期の延暦年間(800年頃)に、奥州鎮撫のため、坂上田村麻呂が、最初に築いたとされる。南北朝時代の1337年には、周辺を配下とした中村朝高が、この地に「中村館」を構えた。以後、戦国時代の初期まで、中村氏の支配が続いた。

中村氏に代わって、相馬盛胤が、浜通りの夜ノ森以北に勢力を振るい、1563年に、次男の相馬隆胤が入城した。この時期は、相馬氏と伊達氏の抗争が激化した戦国時代で、中村城は、伊達氏に対する、最前線の拠点となった。

1611年に、盛胤の孫、相馬利胤は、本城を小高城から中村城に、完全に移転し、中村城は、中村藩6万石の政庁となった。以後、相馬氏が、明治まで、中村藩主を務めた。1868年の戊辰戦争では、中村城は、新政府軍の攻撃を受けて陥落し、のち新政府軍の拠点となった。1871年に廃城となった。相馬氏の領内では、毎年、相馬野馬追という、武者行列が行われている。

年表

  • 1337年中村朝高が、中村館を構える
  • 1563年相馬隆胤が、中村城に入城する
  • 1611年相馬利胤が、本城を中村城に移す
  • 1868年戊辰戦争で、新政府軍に攻められ陥落する
  • 1871年廃城となる

歴代城主

  1. 1337〜
    中村朝高

    中村館を構え、周辺を治めた

  2. 1563〜
    相馬隆胤

    相馬盛胤の次男。入城した

  3. 1611〜
    相馬利胤

    本城を、中村城に移した。中村藩の初代藩主

  4. 1611〜1871
    相馬氏

    明治まで、中村藩主を務めた

見どころ

  • 相馬野馬追
  • 馬場野の城跡

地図

出典

NEARBY

近くの城