しぎさんじょう

信貴山城

全国の城国の史跡近畿・奈良県

奈良県平群町・大阪府八尾市にあった山城。松永久秀が居城とし、信長に反して自爆した。

歴史

信貴山城は、奈良県平群町から、大阪府八尾市にかけての、信貴山にあった山城である。城域は、古代山城の高安城の範囲に含まれるが、高安城の遺構は残っていない。1460年に、応仁の乱の過程で敗れた畠山義就が、「信貴山」に陣を退いたという記述がある。

本格的な城を築いたのは、木沢長政である。『細川両家記』の1536年3月26日条に「信貴城」の使用が見え、完成を祝って、本願寺から酒が贈られたと思われる。その後、松永久秀が、信貴山城を居城とし、大改修を加えた。多聞櫓など、近世城郭の先駆けとなる要素を、取り入れたといわれる。

1577年に、久秀は、織田信長に背き、信貴山城に籠城した。織田信忠の大軍に囲まれ、10月10日に、久秀は、名物の茶釜「平蜘蛛」とともに、城で自害したと伝わる(爆死したという伝承もある)。城は、この戦いで、落城し、廃された。現在は、山上に、土塁や曲輪が残る。

年表

  • 1536年木沢長政が、信貴城を築いたとされる
  • 1577年松永久秀が信長に背き、信貴山城で自害する

歴代城主

  1. 1536〜1542
    木沢長政

    本格的な城を築いた

  2. 1560〜1577
    松永久秀

    居城とし、大改修を加えた。織田信長に背いて自害した

見どころ

  • 松永久秀の最期
  • 朝護孫子寺

地図

出典

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