からすやまじょう

烏山城

全国の城県史跡関東・栃木県

栃木県那須烏山市にあった山城。那須氏の居城で、佐竹氏との攻防の舞台。

歴史

烏山城は、栃木県那須烏山市にあった山城で、1418年に、下那須家の初代、那須資重によって築かれた。1514年に、下那須家が滅亡するまで、その居城となり、那須氏が統一されたのちも、那須氏の居城として使われた。

戦国時代には、常陸国の佐竹氏から、たびたび攻撃を受けた。1563年の大海の戦い、1566年の治部内山の戦い、1567年の大崖山の戦いなど、多くの戦いが記録されている。

江戸時代には、大名が、たびたび入れ替わった。松下重綱、堀親良、板倉重矩らが入ったのち、90年ぶりに、那須氏が城主に復帰した。ただし、これは、かつての那須氏の末裔ではなく、4代将軍徳川家綱の生母、宝樹院の弟の家系である。1725年に、大久保常春が入封して以降は、転封が起きず、大久保氏が、代々、城主を務めた。

1869年の版籍奉還とともに、廃城となった。1872年には、積雪で三ノ丸御殿が倒壊し、1873年には、失火で本丸などの建物を焼失した。

年表

  • 1418年那須資重が、烏山城を築く
  • 1514年下那須家が滅亡する
  • 1563年佐竹氏との、大海の戦いが起こる
  • 1725年大久保常春が入封し、以後、大久保氏が城主を務める
  • 1869年版籍奉還とともに、廃城となる

歴代城主

  1. 1418〜
    那須資重

    下那須家の初代。烏山城を築いた

  2. 1672〜1673
    板倉重矩

    幕閣の重鎮。城下町の改良を始めた

  3. 1725〜1869
    大久保氏

    明治まで、烏山藩主を務めた

見どころ

  • 山城の遺構
  • 烏山の城下町

出典