ふたまたじょう

二俣城

全国の城国の史跡中部・静岡県
二俣城
写真: 不明 /CC BY-SA 3.0 /Wikimedia Commons

静岡県浜松市にあった城。武田氏と徳川氏が争奪戦を繰り広げた。

歴史

二俣城は、静岡県浜松市天竜区にあった城で、天竜川と二俣川の合流点に位置し、水運に恵まれた地であった。信濃側から見れば、山間部から遠州平野への入口にあたる。戦国時代の初め、遠江をめぐって今川氏と斯波氏が争った際に、今川氏が拠点とするため、城館を築いたのが、始まりといわれる。

1572年10月に、武田信玄が、大軍を率いて、信濃から遠江に侵攻し、武田勝頼を大将とする軍が、二俣城を攻撃した。徳川方にとって、二俣城の落城は、本拠、浜松城の危機を意味した。二俣城の落城で、武田軍は、遠州平野に入り、浜松城を無視して西進した。これに業を煮やした家康が、浜松城から出撃し、12月23日に、三方ヶ原の戦いで大敗した。

のち、二俣城には、信濃先方衆の依田信蕃が、城主として入った。家康は、信玄の死後、直ちに遠江・三河の武田の諸城を攻撃し、二俣城も、1573年に攻められて、開城した。

年表

  • 1572年武田軍の攻撃で、二俣城が落城する。三方ヶ原の戦いのきっかけとなる
  • 1573年徳川家康が攻め、開城する

歴代城主

  1. 〜1573
    依田信蕃

    武田方の城主

  2. 1573〜
    徳川家康

    二俣城を攻めた

    徳川氏の家系図 →

見どころ

  • 天竜川と二俣川の合流点
  • 清瀧寺の墓所

地図

出典

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